つばきラボは温泉施設の清掃が主な作業になります。毎日事業所から温泉施設に出向いて作業をしています。
それは少しでも一般就労に近い形で利用者さんを支援したい。また温泉清掃で地域の課題解決の１つの大きな役割を担っていきたい。地域の人たちと触れ合うことで障害者に対する偏見を無くしたい。という開所当初からの思いがあったからです。
実際、施設内作業をしているB型事業所はたくさんあるし、つばきラボがやる必要はないと思っていました。
でも、つばきラボを利用したいんだけど室内の作業しかできないんです。何とかなりませんか？という相談を受けるにつれ作業内容の検討を始めました。
外注作業はどこでもやっているし、納期等に追われてしまうと職員の負担が大きくなる。利用者さんを見ている余裕がなくなってしまうのではないか？じゃあつばきラボでできる室内作業は？
つばきラボや清掃会社さんが掃除で使用したタオルの洗濯、干し、たたみの作業はどうだろう？これだと納期も気にしなくて良いし、自分のペースで作業ができる。
何より利用者さんをしっかり見ることができる。
ということで、この作業を始めることになりました。ただ室外での温泉清掃と同等の工賃を支払う事は難しいので少し低い工賃で作業をしていただきます。
そして今月から室内での作業中心の利用者さんが1名入られました。
これからも利用者さんのニーズに合わせてつばきラボとしてできる事をしていきたいと思っています。